印西市草深の鍼灸治療院

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症例

顔面痙攣の症例

女性 70代

相談内容

ある日、左のこめかみ付近に「キツン」と痛みが走ったあとから、左耳の奥に違和感を感じるようになったそうです。
その後、左耳の耳鳴りや閉塞感が出始め、さらに左顔面の筋肉がピクピクと痙攣するようになったため、
耳鳴りと顔面の痙攣を改善したいとのことでご来院されました。


鍼灸での対応

鍼灸治療では、顔面の神経や筋肉に関わる手足の経穴(ツボ)を中心に使用し、
加えて耳の症状と顔面の痙攣の関連性を考えて、翳風(えいふう)という耳の後ろにあるツボにも鍼を行いました。


治療の経過

治療を重ねるうちに徐々に症状が軽減し、14回目の治療の時点で耳鳴り・耳の閉塞感・顔面の痙攣がほぼ消失しました。
一時的に間隔をあけて経過を見ていましたが、その後、顔面の痙攣のみ再発。再び集中的に治療を行いました。
顔面痙攣は比較的治りにくい症状ですが、翳風穴への灸頭鍼(お灸をのせた鍼)を取り入れてから改善が早まり、
現在は初診から約50回の治療を経て、顔面の痙攣はほとんど治まっています。


まとめ

顔面痙攣は、ストレスや神経の疲労、血流の滞りなどが関係して起こることが多く、時間をかけた治療が必要な場合もあります。

焦らず継続してケアすることで、少しずつ回復の道が開けていきます。

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