印西市草深の鍼灸治療院

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治療

花粉症治療①

こんにちは、青藍堂の大坪です。
気候も暖かくなり始め、春の陽気に近づき始めています。
少し前から花粉症の症状でお悩みの方も来院し始めていますので、
今回は青藍堂の基本的な花粉症の治療をご紹介いたします。

花粉症を引き起こす原因(アレルゲン)としてスギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサなどがありますが、青藍堂では中国医学の考えを基にして、花粉症の原因を次のように捉えています。

・過食や偏食、冷たい物の習慣的な摂取
・精神的なストレス
・身体の疲労
・寝不足
・自然界の気候の変化による影響

このような原因により肺や肝、脾胃に影響が及ぶと、花粉や空気中の汚染物質などが誘因となり花粉症の主な症状であるくしゃみや鼻水、鼻づまり、咳、目の痒みなどが現れてしまいます。

中国医学では「肺の竅(穴)は鼻」という考え方があるため鼻の症状や咳は肺に関係し、「肝の竅は目」で目の痒みなど目に関係する症状は肝に関係します。

飲食の不摂生があると脾胃(消化器)が疲れてしまい、身体の水をうまく捌けなくなることで余分な水分が停滞し、鼻水や鼻づまりの症状となって現れます。

人によって症状が異なるため、中国医学の診察法を用いてお身体の情報を整理し、鍼やお灸を用いて治療を行います。また、食事の改善や生活で気をつけたら良いことなどのアドバイスも行っています。

花粉症に限らず治療には、症状の改善を目的とした「標治」(対症療法)と病気の素体や生活習慣の特徴に着目して治療にあたる「本治」(根本治療)とに分けられますが、今回ご紹介した方法は「本治」にあたります。

次回は青藍堂の花粉症治療②にて「標治」に用いている治療法をご紹介いたします。

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